長者原には昔、とても大きな木がありました。
その木はこのトチの木と並んで公園に小さな森を作っていたのですが、10年くらい前に片方の木だけが枯れてしまいました。
長者原に住んでいた頃はよくこの木の根元でセミの幼虫を捕まえたりして遊んでいたので、切られてしまった跡を見るのはとても寂しいです。
木が枯れてしまった理由は色々と考えられているようですけど、この看板から推測されるように除草剤の影響も少しはあるのかもしれません。
前は年に数回、公園の雑草に除草剤が撒かれていたんです。
私が小さい頃は、膝の辺りまで伸びていた雑草が知らぬ間に枯れている、ということがよくありました。
大人達には「公園の草はあまり触っちゃダメだよ」と言われていました。
今考えるとちょっと恐ろしいことです(゚m゚*)
やっぱり草が枯れるぐらいの強い薬は、同じ植物である木を枯らしてしまうこともありますよね。
あのまま薬を撒き続けていたら、人間にも何か悪い影響が出ていたかもしれません。
「除草剤は止めた方がいいよ~」と身をもって木が教えてくれたのかも。
前の大きな木が切られてしまった後、新たに植えられたこの木はすくすくと元気に成長中です。
土が健康になった証拠ですね( ^ω^ )
この木も前の木のように大木になるまで長生きしてほしいな